【Hajimari独自調査】10月から施行「産後パパ育休」フリーランスはどう見る?
2022/10/12
Hajimariでは、現在子育てを行っているフリーランスエンジニア138名に対し、法改正に伴うエンジニアの育休に関する実態調査を実施いたしました。
■調査サマリー
調査概要
調査概要:法改正に伴うエンジニアの育休に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年9月27日〜同年9月29日
有効回答:現在子育てを行っているフリーランスエンジニア138名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ITプロパートナーズ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://itpropartners.com/
■2022年10月に行われる育児休業法の改正について、フリーランスエンジニアの視点から「十分」と回答した割合は35.6%にとどまる
「出産予定日から8週までの期間に最長4週間取得でき、休業中の就業や2回の休業の分割取得も可能な「産後パパ育休」制度(申し出期限は原則として休業の2週間前まで)の追加や、2回の育休の分割取得、さらに特別な事情がある場合に1歳以降の育休再取得が可能になる、2022年10月に行われる育児休業法の改正について、あなたはフリーランスエンジニアの観点から考えて、十分な内容だと思いますか。」(n=138)と質問したところ、「かなり十分だと思う」が15.3%、「やや十分だと思う」が20.3%という回答となりました。
■フリーランス転身後、4割以上が育児をする時間が増加 そのうち8割以上は仕事との両立も達成
「フリーランスになった後、育児をする時間は増えましたか。」(n=138)と質問したところ、「非常に増加した」が21.7%、「やや増加した」が18.8%という回答となりました。また、そのうち82.1%が「育児と仕事の両立が達成できた」と回答しています。
■育児に関して、約8割がフリーランスだからこそ「スキマ時間の活用」や「急なトラブルの対応」ができたと実感
「あなたが、育児に関して、フリーランスだからこそできると実感していることを教えてください。(複数回答)」(n=28)と質問したところ、「スキマ時間で子どもの面倒を見ることができる」が78.6%、「子どもの急なトラブルに対応できる」が78.6%、「パートナーとのコミュニケーション機会が増やせる」が67.9%という回答となりました。
その他にも、「自由に行動できる為、緊急時などさまざまな事に対応出来る」や「スケジュールを育児を前提に組むことができる」など16の回答が得られました。
■フリーランスとして働くことで、4割以上がパートナーから育児に関して評価されていると回答
「Q7.あなたは、フリーランスとして働くことで、パートナー(配偶者)から育児での振る舞いに関して評価されていると感じますか。」(n=138)と質問したところ、「非常にそう感じる」が12.3%、「ややそう感じる」が28.3%という回答となりました。
また、「あなたはどのようなことをパートナー(配偶者)から家庭での振る舞いに関して評価されていると感じますか。(複数回答)」(n=56)と質問したところ、「育児に一生懸命取り組んでいる点」が58.9%、「家庭のことを第一に考えている点」が57.1%、「家事に一生懸命取り組んでいる点」が48.2%という回答となりました。
そのほかにも、「優しく見守ってくれている」や「ありがとうをよく言われる」など32の回答が得られました。
■まとめ
今回は現在子育てを行っているフリーランスエンジニア138名に対し、法改正に伴うエンジニアの育休に関する実態調査を実施いたしました。
10月に施行された制度、産後パパ育休(出生時育児休業)の影響もあり、今後育児と仕事の両立がしやすくなる方も増加すると見られています。しかし、今回の調査で、育児休業法の改正についてまだ「十分」と感じているフリーランスは、フリーランスの観点では少ない実態が明らかになりました。
イベントや急なトラブルへの対応が必要な育児ですが、パートナーと一緒に、今しか出来ない育児を満喫するために、より多くの時間が育児時に注ぎやすくなるフリーランスとしての働き方も選択肢の1つとして考えるビジネスパーソンも増えていくのではないでしょうか。
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