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【HR関連イベントに関する調査レポート】経営者/人事担当者の約8割がHR関連サービスの情報収集で苦労を実感、対面イベントの参加で「一度の参加で多くの情報が手に入った」などのメリットが

2024/02/19

調査サマリー

調査概要

調査概要:HR/人事関連サービスの情報収集に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年1月30日〜同年1月31日
有効回答:従業員数300名以上の企業の経営者・役員・人事担当者412名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

利用条件

1 情報の出典元として「HR EXHIBITION 2024 春」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://event.hr-university.jp/hr-exhibition/2024

HR関連サービスについて、約6割が「企業の公式サイト」を参考に情報収集

「Q1.HR関連サービスの情報収集を行う際に、何を参考にしていますか。(複数回答)」(n=412)と質問したところ、「企業の公式サイト」が59.7%「HR系ウェブサイト」が34.5%「レビューサイト」が32.3%という回答となりました。

約8割が、HR関連サービスの情報収集に「苦労した経験がある」と回答

Q1で「特にない/行っていない」以外を回答した方に、「Q2.あなたはHR関連サービスの情報収集をする際に、苦労した経験はありますか。」(n=310)と質問したところ、「何度もある」が33.0%「数回程度ある」が39.4%「一度だけある」が5.2%という回答となりました。

情報収集で苦労したこと、「どのサービスが自社の課題を解決してくれるのかわからない」「情報収集に時間がかかる」がともに62.1%で最多

Q2で「何度もある」「数回程度ある」「一度だけある」と回答した方に、「Q3.HR関連サービスの情報収集をする際に、苦労した経験を教えてください。(複数回答)」(n=240)と質問したところ、「どのサービスが自社の課題を解決してくれるのかわからない」が62.1%「情報収集に時間がかかる」が62.1%「各サービスの違いがわからない」が52.1%という回答となりました。

「長期に渡って評価しないと効果が判断できない」や「個人情報の取り扱い」などの苦労も

 Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、HR関連サービスの情報収集をする際に、苦労した経験があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=240)と質問したところ、「長期に渡って評価しないと効果が判断できない」や「個人情報の取り扱い」など145の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・48歳:自社の社風に合う人が見つからない。
・56歳:情報の信憑性がわからない。
・58歳:長期に渡って評価しないと効果が判断できない。
・57歳:個人情報の取り扱い。
・54歳:実利用者の生声が一番、参考になるのだが、なかなかその機会がない。
・39歳:他のシステムとの連携。
・52歳:目的の情報が見つけにくい。

42.2%が、対面のHR関連イベントに参加した経験あり

「Q5.あなたは、対面でのHR関連イベントに参加した経験はありますか。」(n=412)と質問したところ、「ある」が42.2%「ない」が55.6%という回答となりました。

参加したHR関連イベントの形式、約8割が「セミナー」と回答

Q5で「ある」と回答した方に、「Q6.参加したHR関連イベントの形式を教えてください。(複数回答)」(n=174)と質問したところ、「セミナー」が75.9%「展示会」が69.5%「ワークショップ」が58.0%という回答となりました。

HR関連イベントに参加してよかったこと、「一度の参加で多くの情報が手に入った」「競合製品との違いが明確にわかった」など

Q5で「ある」と回答した方に、「Q7.HR関連イベントに参加してよかったことを教えてください。(複数回答)」(n=174)と質問したところ、「一度の参加で多くの情報が手に入った」が60.3%「競合製品との違いが明確にわかった」が52.9%「自社に合ったサービスの情報が見つけやすかった」が48.3%という回答となりました。

「実際の活用事例がわかりやすい」や「担当者と顔見知りになり相談しやすくなった」などのメリットも

Q7で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、イベントに参加したメリットがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=168)と質問したところ、「実際の活用事例がわかりやすい」「担当者と顔見知りになり相談しやすくなった」など101の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・46歳:実際の活用事例がわかりやすい。
・44歳:リアルな情報が得られた。
・61歳:費用の概要が分かった。
・49歳:少し安心感が広まった。
・63歳:他の会社から、悩みの生の声を聞くことができた。
・54歳:担当者と顔見知りになり相談しやすくなった。
・65歳:自社へのメリットが判断出来た。

約6割から、「2024年はHR関連イベントに積極的に参加してみたいの声

「Q9.2024年はHR関連イベントに積極的に参加してみたいと感じますか。」(n=412)と質問したところ、「非常にそう感じる」が24.3%、「ややそう感じる」が32.0%という回答となりました。

まとめ

 今回は、従業員数300名以上の企業の経営者・役員・人事担当者412名を対象に、HR関連サービスの情報収集に関する実態調査を実施しました。

 HR関連サービスの情報収集に苦労した経験がある経営者・人事担当者は約8割にのぼり、実際に苦労したこととしては、「どのサービスが自社の課題を解決してくれるのかわからない」「情報収集に時間がかかる」がともに62.1%で最多となっています。

 また、42.2%が、対面のHR関連イベントに参加した経験があり、参加者は、「一度の参加で多くの情報が手に入った」(60.3%)、自社に合ったサービスの情報が見つけやすかった」(48.3%)などのメリットを実感しているようです。この結果から、HR関連サービスに関しては、対面形式のイベントに参加することで情報収集が捗ると考えている経営者・人事担当者が多いことがわかります。

さらに、約6割からは「2024年はHR関連イベントに積極的に参加してみたい」との声が挙がりました。人的資本経営や人材育成に注目の集まる2024年は、自社のHR関連サービスをブラッシュアップさせる1年と捉える企業も多いのかもしれません。

 展示会などの対面イベントは、各サービスについてじっくりと話を聞くことができ、自社の求めている情報を1日で収集できるというメリットがあります。HR関連サービスの情報収集に課題を抱えている方は、ぜひHR関連イベントへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。