日本たばこ産業株式会社(JT)様
toCプロダクト新規事業に元UNIQLO US責任者メンターが参画し、マーケティング戦略/戦術を支援
2023/08/08
日本たばこ産業(JT)株式会社の子会社であり、「呼吸」にフォーカスしたブリージングデバイスをD2C型で展開するBREATHER株式会社にて、 CMO(最高マーケティング責任者)を務め、現在メンタープロパートナーズを利用している宮 大史 氏にお話を伺った。
■導入前に感じていた課題は?
JTグループパーパスである「心の豊かさを、もっと。」を体現し、新たな価値提供の研究・創出を目的とした立ち上げられたBREATHER株式会社では、CMO宮氏が事業グロースを管掌していたが、toCプロダクトのブランディングやグロースについてのノウハウがなく、事業成長に課題を感じていた。
当時、デジタルの広告施策はうまく回っていたが、デジタルとオフラインの双方向的なトラフィック回遊やコアユーザー・コアバリュー・価値提供方法を明確にできていなかった状況。
■ 導入の決めて、きっかけ
toCプロダクトのブランディング・グロース実績のある方に”最適解”をもらいながら伴走してもらえたら、最短距離で事業成長させることができるのではないかと感じたため。
既に正解を持っている経営層に「メンター」という関わり方で入ってもらうことは高いコストパフォマンスがあると感じ、他サービスと比較をした上で導入を決定。
■ 導入後何をしたか
メンタープロパートナーズから、サイバーエージェント社事業責任者・ファーストリテイリング社海外事業責任者を経験した優秀なマーケターを紹介し、マッチング。
週1回、1時間半ほどのミーティングを行なっている。
プロダクトのコアユーザーとコアバリューの見直しから3か月程度で、深呼吸習慣化デバイス「ston s(ストンエス)」の現ユーザー・購入者データと口コミ分析、マーケティングの根本となるWHO・WHAT・HOWを明確化した。
現在は、そのコアバリューを基に、最適な媒体ごとの戦略を立て、統一されたコミュニケーションで、オンラインとオフラインを組み合わせた戦術を企画している。
■ 導入後の感想
メンターとの出会いは、会社にとっても自分のキャリアにとっても非常に価値があったと感じている。
社内にいると主観的に商品・事業を捉えがちにならざるを得ないなか、第三者からの客観的な意見があることはマーケティングに非常に役立っている。
マーケターとして高い実績を持つメンターからのアドバイスは常に的確で、新たな気づきを与えてもらえている。