株式会社アントレ様
フリーランスを活用し、課題解決への突破口をつくる
2024/11/14
株式会社アントレさまは、独立開業を目指す方や事業拡大を目指す企業に向けて、メディアやイベントの運営などをされている企業です。
事業を進めるなか、自分達で課題を見つけることはできたものの、なかなか解決に至らなかったことからフリーランス活用を決意されました。そこで今回は、代表取締役の上田隆志さまに、フリーランスを活用したきっかけや理由、その成果などを伺います。
貴社のビジネスモデルを教えてください
上田さま:株式会社アントレは、独立開業領域のメディア・イベント運営を行っている企業です。5年ほど前にリクルートグループから独立し、6年目を迎えます。
現在は主にメディアの展開やスクール事業などを行っており、情報発信と具体的なプログラムを通じて、独立開業する方や副業する方を支援しています。
どのような課題があったのですか?
上田さま:マーケティングにおいて、自分達だけで解決するのが困難な課題がでてくるタイミングがあります。当時はSEOがうまくいっておらず、オーガニックの流入が減ってきているという課題がありました。
そういった課題を解決しようとあらゆる企業に相談したのですが、頼れるパートナーがなかなか見つからず、自社で優秀なマーケティング人材を採用することも難しい状況であったため、解決方法に悩んでいたのです。
なぜフリーランス活用という手段を選択したのですか?
上田さま:クリエイティブの領域では以前もフリーランス活用を行っていたため、もともと視野には入っていました。しかしこれまではあくまでも「作業」を依頼する関係であったため、課題解決のためにPDCAを回す役割をフリーランスの方にお願いするのは、挑戦でもあったと思います。
一方で、人に依存するものが大きいSEO分野において、フリーランス活用であれば、さまざまな方の知見を活かしやすいというメリットも感じており、導入を決意しました。
Hajimariへどのような人材をオファーしたのですか?
上田さま:SEO対策を行うなかで、どこで数字が落ちているのかは自分達でも理解できていました。そのため、状況の整理と課題の設定、実装まで一連で行っていただける方をオファーしました。
結果的に、フェーズにあわせて現在までに2名の方をご紹介いただき、今回お話しするO.Mさんは現在も参画いただいています。
フリーランス活用の成果について
O.Mさんにはどのようなポジションで入ってもらいましたか?
上田さま:まず1人目のフリーランスの方に、マーケティングの課題を洗い出し、何をすれば事業が伸びるのかということを客観的に整理していただきました。
O.Mさんには、前述のSEOの分野において、課題解決のために注力していただいています。
O.Mさんを含め、フリーランスの方々はどんな方でしたか?
上田さま:1人目の方は、ベンチャー企業でCMOを経験されていたり、マーケティング戦略を立てていたり、新規事業にも携わっていたりと、幅広い業界で経験を積まれている方でした。会話のテンポがよく、論点もずれない方で、一緒にお仕事がしやすいと感じました。
O.Mさんは、大手企業で大型サイトの運用などを経験されている方です。SEOの知見も豊富で、課題解決に向けてさまざまな仮説を立て続けてくださるため、非常に助かっています。
フリーランスの方々にはどのように課題解決を進めてもらいましたか?
上田さま:1人目の方には「マーケティングの課題設定をしてください」というオーダーをしたので、必要なデータを出して数値分析をしていただき、どこに課題があるのかを考えていただきました。
また、現場のマネージャーに対してインタビューなども実施していただき、アライアンスを構築して資料にまとめていただきました。
O.Mさんも同様に、サイトのデータを見ていただきながら分析しつつ、まずは理解度を高めるところから依頼しました。そのうえで着手すべきところをご提案いただき、現在も課題解決に向けて毎週議論をしながら、次の課題を探っている状況です。
O.Mさんは週に何日程度稼働しているのでしょうか?
上田さま:週に1回オンラインミーティングを実施し、それ以外の時間は自由に稼働していただいています。お人柄もあり、オンラインでのやりとりにも壁は感じていません。
O.Mさんが参画した成果はどうでしたか?
上田さま:SEOはわかりやすく成果がでる分野ではないものの、少しずつ継続的に上がっている状況です。今後は量を絞りながら、高い品質のコンテンツを増やしていければと考えています。
フリーランス活用について
フリーランス活用におけるメリットは何でしょうか?
上田さま:採用難易度の高い方に、スピード感を持って業務を依頼できることが最大のメリットだと思います。特にマーケティングに関しては、自分達で採用するよりもよい人材と出会えるのではないでしょうか。
もちろん、内製化していかなければならない部分もあるのは間違いありませんが、スキルの高いフリーランス人材と仕事をすることで、社員の能力開発にも繋がればよいなと感じています。
プロパートナーズを活用してみていかがでしたか?
上田さま:プロパートナーズを活用してよかった、というのが率直な感想です。
理由はたくさんありますが、一番助かったのは担当営業の方の理解度が高いこと。言語だけでニュアンスを理解するのは難しい部分もあったと思いますが、正確にニーズをキャッチしてくださいました。
そのおかげで、より事業にマッチした人材に出会えたのだと思います。
株式会社アントレさまにとってフリーランス活用という手段とは?
上田さま:フリーランス活用は、自分達だけではスケールしないような突破口をつくるための手段です。なかなか解決できないことや見えていないことを発見し、解決に導いてくれるところに、大きな価値を感じています。
フリーランスの方が稼働するタイミングは社員と比べてピンポイントですが、そのなかで事業に大きなインパクトを与えてくださるため、とても重宝している存在です。