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株式会社Hajimari、初のサテライトオフィスを長野市に開設

2022/04/08

地方在住IT人材の採用、地方自治体との連携を強化

◆サテライトオフィスの概要
株式会社Hajimariの展開する、地方創生・スタートアップ向け開発支援サービスを行うTUKURUSでは、以前から長野県在住エンジニアのフルリモート採用を進めています。今後はより一層、長野県内の自治体との協力体制を強化していくため、2015年の創業以来初となるサテライトオフィスを長野県長野市町に開設することとなりました。開設と同時に、東京オフィス在籍のエンジニア1名が長野県に移住し、サテライトオフィスにて勤務します。新たに採用する長野県在住のエンジニアは、自宅でのリモートワークとサテライトオフィスへの出社をその日の業務に合わせて選択することが可能。主に東京都内の企業から請け負う開発業務などを担当する予定です。

サテライトオフィス概要
住所:〒 380-0821
長野県長野市大字鶴賀上千歳 1137-2 コスモスパイラルビル3階/4階
責任者:柳澤 雄也

◆株式会社Hajimariの長野県との取組
現在、地方の企業は軒並み高齢化が進んでおり、財政難に苦しむ自治体も増えています。
統計上では、2040年までに49.8%の自治体が消滅可能性都市になるといわれています。
(※日本創生会議 「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」)
人口不足が進むことで、地域の企業成長は止まり、地域在住の若者が就職できる企業は限られます。特にエンジニアの求人は少なく、地域に在住しながらITエンジニアとしてのキャリアを積むことは難しいのが現状です。 そのような状況を変え、「好きな場所で、自分でキャリアを選べる社会」をつくるため、Hajimariでは、長野県を拠点に地方在住のIT人材採用を始めることとなりました。
また、採用と並行し、自治体へのIT技術提供支援やコミュニティスペース運用など、長野県のIT産業全体を盛り上げる支援も行っていく予定です。それらを通じて、継続的な地域の経済振興へ貢献したいと考えています。

◆なぜ長野県なのか
長野県では、快適な住環境と暮らしやすさ、首都圏・中京圏・北越地域との結節点に位置する地理的メリットを生かし、これからのデジタル社会を担うIT人材・企業を集積する「信州ITバレー構想」を進めていく予定があります。
自治体としてもIT企業の誘致やITビジネスの創出に乗り出し、IT化の環境が整い始めている一方で、生産性は低く留まっています。従業員一人あたりの売上高は東京都内の約2/3程度です。これにより、「県内の企業では稼ぎにくい」という状況が発生してしまいます。
弊社では、長野県のIT人材育成に注力することで、従業員一人あたりの年間売上高を東京都内レベルまで引き上げることを目標としています。より多くのIT人材が「長野県で働く」ことを懸念なく決断できるような社会をつくっていきたいと考えています。