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お客様の事例・インタビュー
2026.01.19
株式会社GEクリエイティブ
リソース不足のなか、フリーランス活用で育成環境と学びの質を拡大

コーポレートサービス 人財開発課 課長 城さま
株式会社GEクリエイティブさまは、「ものづくりを変革するITソリューションカンパニー」を掲げるITソリューション企業です。中小企業の生産性向上にフォーカスしたソリューションを提供する一方、人材育成にも力を入れ、さらなる発展を目指されています。
一方で、若手社員が中心の体制ということもあり、プログラミング教育を専任で担える人材が不足していることや、未経験者を含む社員に対して実践的な学習環境を十分に提供できないという課題を抱えていました。こうした背景から、専門性と現場経験を兼ね備えたフリーランス人材の活用を決断されました。
今回は、コーポレートサービス 人財開発課 課長の城さまに、フリーランス活用に至った背景や、その成果についてお話を伺いました。
フリーランス活用を選択した背景について

貴社のビジネスモデルを教えてください
城さま:当社はソフトウェア開発・ハードウェア開発を主軸に事業を展開している企業です。「ものづくりを変革するITソリューションカンパニー」を掲げ、中小ものづくり企業の生産性向上にフォーカスしたソリューションを提供しています。
また、SES事業も拡大しており、エンジニアの経験者・未経験者を問わず積極的な採用を進めています。人材育成カンパニーとして“人”を最大の財産と捉え、惜しみない投資を行いながら、さらなる企業成長を目指しています。
どのような課題があったのですか?
城さま:人材育成に積極的に取り組むなか、当社では独自の研修プログラム「GE大学」を設け、ITスキル・ものづくり・マネジメントスキルの3領域を学べる機会を提供しています。
基本的には講師を内製化し、知見を持つ社員が講師を務めていますが、若手社員が多いこともあり「講師ができる人=現場でも活躍している人」になってしまい、プログラミング講師を専任で担当できる人材が不足していました。
さらに、プログラミング未経験者の採用も増えていたため、その育成を担うリソースが不足していたことも課題でした。そこで、外部の力をお借りして講師を依頼しようと考えました。

Hajimariへどのような人材をオファーしたのですか?
城さま:特に重視したのは2つです。まず、プログラミング講座などの講師経験があること。もう一つは、講師業だけでなく、現在も現場で開発に携わっていることです。
当社としては「こういうことをやってほしい」という要望がある一方で、社内だけでは十分にカリキュラムを組み立てられない課題がありました。そのため、講師経験のある方であれば、カリキュラム設計まで担っていただけるのではないかという期待がありました。
また、開発案件は常に進化していくものです。最新の知見を共有していただきたいという思いから、現役で開発に携わっている方にお願いしたいと考えていました。

株式会社GEクリエイティブさまへ参画したフリーランス
M.Kさん
40代
大手自動車系グループ企業で組み込み開発およびリーダー業務を経験後、大手精密機器メーカーにて量産開発・ベンダーコントロール・新規事業領域のAI開発に従事
大手自動車系グループ企業にてLinux、C/C++を用いた車両計測系システムの開発に従事し、開発リーダーや社内教育にも携わる。その後、2015年からは大手精密機器メーカーの量産開発部署にてコスト削減施策や不具合対策マネジメント、ベンダーコントロールを担当。直近では新規事業領域のAI部門にて、橋梁検査の波形判定モデルや果実画像の等級推定モデルなどのAIモデル構築に取り組んでいる。
フリーランス活用の成果について

M.Kさんにはどのようなポジションで入ってもらいましたか?
城さま:C言語の講座を担当していただいています。カリキュラムの構築から、実際の講師まで一貫してお願いしています。
M.Kさんはどんな方でしたか?
城さま:現場で培われた“生きた知見”が非常に豊富で、それをきちんと教えられる形に落とし込める方です。開発そのものを本当に楽しんでいる方なので、淡々と知識だけを伝えるのではなく「この人から学ぶとおもしろい」と感じさせてくれる講師だと思います。
また、当社のコンセプトにも強く共感してくださり、熱量を持って意見交換をしていただける点も心強いです。受講生からのフィードバックを伝えると、すぐに改善策を考えてくださり、私も任せきりではなく一緒に講座を作り上げていると実感できます。
こちらの型にはめるだけではなく、ご自身の豊富な経験に基づいたスタイルで取り組んでくださる、とても頼れる方です。

M.Kさんが参画した成果はどうでしたか?
城さま:C言語はこれまで現場に入らないと学べない状況で、かねてより講座を立ち上げたいと考えてはいたものの、当社のリソースでは難しい状況でした。
しかし今回M.Kさんのご参画によりC言語講座をつくることができ、現場だけでなく体系的に学べる環境が整いました。これまで東京・大阪・名古屋の3拠点のうち名古屋でしか組み込み系を教えられなかったのですが、研修を組めるようになったことで、需要のある東京など別拠点でも人材育成と案件獲得のしやすさにつながっています。
また、模擬的に開発に近い体験ができるようになったことも、M.Kさんのご参画による大きな成果です。現場ではお客様のもので実験はできませんが、講座内に模擬開発のカリキュラムを入れてもらったことで、受講者のスキルアップにもつながっていると感じています。
フリーランス活用という手段について

プロパートナーズを活用してみていかがでしたか?
城さま:経験豊富な人材をご紹介いただき、外部の経験も取り入れた講座が実施できている点で、知見の幅が大きく広がっていると感じています。
当社には若い層が多く、何十年と経験を積んだ先輩社員がまだ少ないのが現状です。そうしたなかで、経験豊富なエンジニアとの交流の機会が生まれたことで、当初依頼していたカリキュラム以上の学びを得られていると感じています。
実際、受講者のアンケートでも「外部講師の経験に基づく現場の話が印象に残っている」という声が多く寄せられています。技術だけでなく、エンジニアとしてどう働くのかまでイメージしやすくなっている点も大きな価値だと感じています。
また、プロパートナーズは当社が求めている人材像を的確に汲み取って提案してくださる点もありがたいです。ランニングコストの観点でも、長期的に見て負担を抑えられる点は大きなメリットだと感じています。
株式会社GEクリエイティブさまにとってフリーランス活用という手段とは?
城さま:ビジネスを進めるうえでは、「こういう人材がほしい」という要件を掲げて自社で採用するという発想になりがちです。ただ、社内だけで完結しようとすると、どうしても視点が狭くなってしまうこともあると思っています。
今の世の中は変化のスピードが非常に速いので、組織カルチャーを理解したうえで関わってくださる外部の方がいれば、社内とは少し違う視点や気づきをもたらしてくれるはずです。
新しい意見が生まれにくくなったり、世の中の流れに合わせていくことが難しくなる場面もあるなかで、フリーランス活用はそうした課題を補い、会社の成長に繋げてくれる有効な手段だと感じています。
“社内にはない経験値”を取り込み、育成基盤を強化
株式会社GEクリエイティブさまでは、社内リソースだけでは対応が難しかった育成領域を補うため、フリーランス人材を活用し、C言語講座の立ち上げや模擬開発を含む実践的な研修環境を整備しました。
講師経験と現場経験を兼ね備えた外部人材が参画したことで、これまで提供が難しかった学習機会の拡充だけでなく、複数拠点での育成体制強化にもつながっています。
必要なタイミングで専門性の高いスキルを柔軟に取り入れられる点や、長期採用に比べてコストやリスクを抑えながら育成体制を強化できる点も、フリーランス活用の大きなメリットといえるでしょう。